●シャチ捕獲計画!
名古屋港水族館が太地町と連携して、日本国内(太地沖)でのシャチ捕獲計画を進めているようです。今年で'97の捕獲から10年、研究成果を発表した後、さらに研究が必要なため新たな捕獲を許可して欲しい、というのが筋書きのようです。
本当の理由は当然違います。太地町は今年になって漁業組合が破産し再出発をしたばかり。町立くじらの博物館も経営状況は良くありません。町の財政を潤す事、お金が唯一の目的です。
一方の名古屋港水族館は、入館者数です。ここ数年、180万人前後の入館者数ですが、数字を上げる、または維持するためには話題が必要と考えています。
研究という大義名分を、まさに悪用しようとしています。
●恥をかく行為
名古屋市は、2010年に開催される生物多様性条約会議(COP10)の日本国内
候補地となっています。絶滅に瀕する生物種の問題を話し合う会議の開催地が
水族館の入館者増加を目的に、希少動物であるシャチを捕獲する。
開催地として立候補しておきながら、その会議で何が話し合われるのかを
知らないような、恥をかく行為としか考えられない計画です。
現在はまだ、公表できる確固たる証拠がありません。
時期をみて、記者会見をするとか、水族館と話し合いをする事になると
思いますが、慎重に、しかし、手後れにならないように対処していきます。
みなさまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
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